The Equator 2

『The Equator』は世界各国のブロガーが選んだお気に入りトラックを紹介する国際的なプロジェクトです。今回は日本、アイルランド、オランダ、カナダ、ローマニア、メキシコのブロガーが選んだトラックをフィーチャーしています。このミックスの目的はわれわれが好きなアーティスト、そして彼らのトラックのリスナーを増やすことであり、地元のアーティストを世界的な規模でプロモーションすることに特別な焦点を置いています。

1. Lights and Music (Japan): Eadonmm– “Antibody” (feat Ryuei Kotoge)

Eadonmmは大阪に活動の拠点を置くウィッチウェイブ・プロデューサー。日本のエレクトロシーンの最新鋭レーベルDaytripperに参加し、今年待望のアルバム『Aqonis』をリリース予定です。彼の新曲”Antibody”では神戸のチルウェイブ・プロデューサーRyuei Kotogeをフィーチャーし、クールで恐ろしいサウンドの中に不思議な暖かさを運び込み、Holy OtherやBalam AcabといったTri Angle勢とも比較されるサウンドを作り上げています。日本のポップなアニメテーマ曲に慣れ親しんでいるリスナーには、ダークで興味深く聞こえるでしょう。

2. Soundblob (Ireland): Terriers– “Truant”

ダブリンのエレクトロシーンから、再び非常に滑らかで自信に満ちたサウンドを持ったデュオが登場しました。Terrierのサウンドはチルの限界点にまで達しているようですが、あまりにも踏みにじられすぎたチルウェイブ路線には大抵近づいていません。代わりに彼らのサウンドはヤクでヘロヘロになってラスベガスをドライブするイメージを思い起こさせます。実際のところ彼らのデビューEPに収録のトラックは、そのミニマリズムにも関わらず、ストーリーを語っていますし、映像がとても似合いそうな音楽です。

3. Over Muziek (Netherlands): Herrek– “Tiger Eyes”

Herrekは(オランダは)ロッテルダムを拠点に活動するアーティストGerrit van der Verによる新プロジェクトです。彼の新作『Waktu Dulu』(インドネシア語で”昔は”という意味)で、彼はインドネシアのパプアニューギニアで過ごした子供時代のことを題材に7曲書き上げました。結果アトモスフェリックで魅力的な、まばゆいメロディーと奇妙なボーカルが詰まったギターポップが生まれました。作品のハイライトである”Tiger Eyes”。ダークなプロダクションにも関わらず、驚くほどキャッチーです。唯一の不満は曲の長さが2分30秒しかないことです。。。

4. LYFSTYL (Canada): Janet Jackson – “If” (Kaytranada Remix)

カナダのプロデューサーKaytranadaは伝説的なJanet Jacksonのヒット曲”If”をピックし、まさにマスターピースを作り上げました。ビートはゆっくりと積み上げられ、その間Katranadaは鮮やかにジャネットの美しい歌声をリズミックで繊細なドラムパターンへ重ねていきます。Katranadaはリスナーを彼の作り上げる感情的なビートの世界へ誘い込む、優れた能力を持っているのです。彼の音楽を聴いているときは、何も考えられません。ただ彼の心地よいサウンドへ耳を寄せるのです。

5. Warmer Climes (Romania): Montgomery Clunk– “Twink”

革新的でシュールで、抽象的でカラフル。虹色に染まっています。Silviu Badea、Controsionist、C L N Kとしても知られるMontgomery Clunkは、宇宙船で愛の営みをするための、生い茂った青い草地のなかで裸で踊り回るためのビートミュージックを、驚くべきスキルで作り上げています。東欧から現れたHudson Mohowkeの「サウンドの双子」である彼はShlohmo, DZAなどを輩出するError Broadcastから去年の春デビュー12″『Mondegreen』をリリースしています。

6. Mu-sique (Mexico): Fishlights– “Desprender”

Fishlightsは、メキシコのThe Plastics Revolutionのメンバー、Fernando Heftyeによるソロプロジェクトです。 “Desprender” は彼のデビューEPからのファーストシングルで、”I Can Chase Dragons!”で知られるJulio Gudiñoのコラボレーションも収録されています。この歌は自分が安心出来る場所について歌われています。それはHeftyeにとっては音楽なのです。このEPは彼が2年ほど留学したリーズで録音されました。