Focus: Ry X

オーストラリアの原住民アボリジニーにとって、夢を見ることは何かを創造することに等しいと言います。オーストラリア出身のソングライター、Ry Xは自身の音楽を「ドリーム」と呼び、愛を宇宙一美しいものと語ります。言葉で説明出来ないものを音楽で表現する。夢見(ドリーミング)そのものです。

極限まで必要の無い音を削ぎ落したミニマルなサウンドプロダクション。夜空に輝く星々を感じさせる、どこか清逸感を持った歌声と、エモーショナルなリリック。Bon Iverに比較されるフォーキーなタッチと、生々しさ。ストックホルムのレーベルDumont Dumontから今年リリースした『Berlin EP』に収録された楽曲はそれぞれに違ったキャラクターを持ち、聴き手に訴えかけます。

今回Lights + Musicはそんな彼にメールインタビューを実施しました。

Focus: Ry X
By Satoru Teshima, Oct 3, 2013

Ry Xをはじめたきっかけはなんですか?

言葉で説明出来ないもの全てが音楽に変わりました。それをシェアしたくなったのです。

作曲をはじめたのはいつから?

グランジを聴きはじめてからですね。90年代半ば。確か13か14歳の時でした。

『Ry X』の意味を教えて下さい。

Ryは私の名前です。Xはコラボレーションと創造すること。匿名性と姓の死を意味します。

音楽は何を聴いて育ちましたか?

なんでも。ヴァイナルをたくさん。グランジ・ミュージック。それからジェフ・バックリー。ソウル。手に入れられるものなら何でも聴きました。

『Berlin』のビデオはとても印象的でした。作品のクリエイティブ・ディレクターとしてクレジットされていますが、このビデオのアイディアはどのように生まれたのですか?

なにか生々しいものを作りたかったんです。ただのビデオではありません、ビジュアル作品として。荒涼とした曲だったので、ビデオも同じように飾り気の無いものにしたかった。登場人物の女の子は私の恋人です。打ち合わせはしませんでした。私たちは空間を作り、それを二人で埋めたのです。

Facebookのページで、自身のジャンルを「ドリーム」としていますね。これについてもう少し詳しく説明していただけますか?

全ては夢ではありませんか?潜在意識から生まれた音楽。「ジャンル』はそんなに好きではありません。「ドリーム」のほうが「フォーク」より聞こえが良いです。

別のインタビューで「愛が世の中で一番私に力を与える」と答えていましたね。愛という言葉を直接語るのを避けるアーティストもいますが、愛は過大評価されていると思いますか?それとも過小評価されていると思いますか?

愛は決して過大評価されることはありません。愛は宇宙の中でもっとも特別な存在です。

今までの人生で見た、最も美しいものは何ですか?

愛以外にありますか?

最後にRy Xの次の予定を教えて下さい。

音楽。とにかくたくさん。開花。多分近々レコード。ライブ。成長と拡大。神聖なものに近づくこと。愛。


『Berlin EP』はiTunesから購入可能です。

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