NPR Tiny Desk Concert おすすめ5選
NPRといえばアメリカ合衆国の非営利・公共のラジオネットワーク、ナショナル・パブリック・レディオのことで、オルタナからソウル、ジャズ、クラシカルまで玄人も満足させるラジオ局で、アメリカンインディーズのファンなら一度はお世話になっていることでしょう。
First Listenというコーナーでは毎週月曜日(たぶん)更新で新作アルバムの先取り試聴ができて、昔よくお世話になっていました。ストリーミングが流行する前で、それはそれは役に立ちました。果たしてまだやってるのかしら。Kate Bushの50 Words for SnowやSt. Vincentのセルフタイトルアルバムなんかを京都のすき家で、お昼時間の休憩中に聴いたこと、よく覚えています。
さてNPRのYouTubeチャンネルで放送されている看板番組、Tiny Deskシリーズは、彼らのシアトルにあるオフィスの小さな片隅でオーディエンスを呼んで箱庭コンサートを行うもので、アデル、コールドプレイ、ティラー・スイフトなどの大御所ポップスターから、Kevin Morby、Mount Eerieといったくせ者まで、様々なアーティストを招待しています。
そんな中から僕が独断と偏見でおすすめエピソードをピックしてみました。自粛のおともに、ぜひ聴いてみてください。
Max Richter
ドイツ人コンポーザー、Max Richterのエピソード。眠りのためのアンビエント大作『Sleep』や映画サントラなど、メロディアスで陰りのある作曲で、モダンクラシカルを代表するアーティストの一人です。
2. Mountain Man
ファイストとのコラボレーションでも活躍した三人組フォークデュオ、Mountain Man。キャンプファイアを囲んで聴きたくなる、素朴で美しいハーモニーが特徴で、少ない音数で空気をガラッと変えてくれます。
3. Mitski
『Puberty 2』でブレイクスルーする前のMitskiのエピソードです。Tiny Deskではギター一本弾き語りで挑むアーティストも多く、彼らの生々しい演奏が楽しめます。MitskiのRaw powerなエネルギーに引き込まれること間違いなし。
4. tUne-yArDs
音源よりライブで輝くアーティストがいます。なんとなくスルーしていたtUne-yArDsですが、このライブを見て完璧にファンになりました。ドラムをその場でループさせて、ウクレレ片手に叫びまくるなんて、かっこよすぎるじゃないですか。
5. Brushy One String
ギターの6弦だけでソウルフルに歌い上げるBrushy One String。Tiny Deskがなければきっと知らなかったでしょう。まさにミニマルの極み。技術とカリスマだけでここまで聴かせる。天晴れです。
🍪 Sesami Street 🐤
おまけ